石川県の内浦町農協の共選がはじまり、おおやまファームのキュウリも青果市場に出荷しています。朝5時半から1回目の収穫を、昼3時から2回目の収穫をしています。キュウリは成長が早いので収穫を飛ばしてしまうと規格外となってしまいます。市場や農協は、ある一定の規格があり、その規格内のものを更に秀、優というランクに分けます。スーパーなどで皆さんがよく見るキュウリは、そういう厳しい規格を通過したものです。では、大きすぎるもの、小さすぎるものは、どうしているか?そういう規格外を産直で販売します。消費者とすれば、味や栄養があるなら規格外もスーパーで販売してくれ!と思われるかもです。生産者も同じ気持ちですが、規格内のキュウリを作るには技術が必要で、規格があることで農家は技術を身につけようとします。農業を始めるまでは、キュウリは、何をしなくても真っ直ぐに育つと思っていましたが、意外に曲がり果が多いのです。それにはちゃんと理由があるのです。それを踏まえて、市場に出荷するための生産技術って奥が深く、短期間では習得できません。栽培が上手くいかないときの魔法の言葉で生理障害をよく耳にします。なんでも生理障害を言い訳にしていると技術は横ばい。生理障害を引き起こした原因を追究しないと・・・日々勉強です。
キュウリの進捗
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執筆者:grosserbergfarm