今年も接木シーズンが来ました。
苗には、自根と接木があります。
ホームセンターなどで販売されてる苗には自根苗と接木苗があり、価格も倍ぐらい違います。
どちらがいいのか?というと、病気に対して耐性があるのが接木苗です。
価格が倍ぐらい違う理由は、台木と穂木を切って繋ぐ処理が必要です。
台木には、耐性のある品種のトマトの種、穂木には、美味しい品種のトマトの種を使用します。接木苗は、2つの種類の種が必要なので技術と時間を要します。
切る前の台木苗
切った台木苗
接木後の苗
という手順を繰り返し、1000株ほど作ります。
接木した直後の苗は、湿度100%の集中治療室に入れて管理します。3月中旬までは気が抜けないので、1日の大半育苗ハウスにいます。